先週あたりから、梅の花が目に付き出した。寒い日が続くけれど、春の気配を感じる。どん底で迎えた年明けだったが、落ち着いた気持ちで二月を迎えられることに感謝したい。
数日おきに、会社のスマートフォンでメールやメッセージを確認している。ささっと既読にしているが、昨日は職場の方々の活躍を見て少し寂しく感じた。心に浮かんできたのは、これから先に
- 得意なことで活躍できるか。
- 稼いでいけるのか。
- キャリアが閉ざされたりしないか。
といったこと。なぜそう感じるのか考えてみた。
- 人と比較して、自分は駄目だと思っている。
- 稼いでいる・出世している人が偉いと思っている。
- 会社で働く以外の選択肢がないと思っている。
要は、自分の価値観の問題だと見えてきた。どんなふうに暮らしたいか。自分にとって何が大切か。
今回の休職で実感したことは、健康第一で過ごしたいということ。美味しくご飯を食べて、家族と会話をして、夜は安心して眠る。痛みや苦しみは毎日を困難なものにする。
次に、自分の周りにあるものが、得難いものだということ。毎日同じような生活は当たり前じゃない。自分が持ってないものを数え上げてもきりがない。
最後に、自分の中に楽しむ気持ちがあるということ。ゆっくり本を読む、文章を書く、ストレッチする。自分だけの楽しむ時間を取るのは、悪いことじゃない。
ブログを見返したり、家族からの励ましを思い出したりして、初心に返っている。
アイン・ランド『肩をすくめるアトラス』は、最後の第三部まで読み進めた。一番分厚い。今週中に読みたい。贅沢な暇つぶしだ。
