あかねの日記

惰性で続けるブログ

無為に過ごす休日

仕事の日は6:30頃まで寝ているが、休日は5:00前に目が覚める。昨日も一昨日も仕事休みの今日も、連日早起きしている。少し眠いが、慌てず焦らず過ごせるところがいい。

去年までは、「休日も何か意味のあることをしなければならない」という思いに捕らわれた結果、無理に動いて疲れて果てるか、何もかも嫌になって落ち込むか、何をすればよいのか分からなくてイライラするかのどれかだった。

今は仕事に戻った週末でも、用事を片付けたら一休みし、娘と遊ぶ約束をしていたら遊び、それ以外は自分の時間として適当に過ごしている。回復すると、それでもまあいいかと考えられるようになるものだ。

休日の定番、和のぬりえ



週末は、先日購入したシモーヌ・ド・ボーヴォワール第二の性 Ⅰ巻』を一通り読んだ。フェミニズム書籍の原点と言われるのも納得の網羅性と中身の濃さだった。歴史はフランスにおいての出来事が中心だが、これ一冊で似たような本を十冊読むよりも成り立ちや考え方を知ることができる。来月はⅡ巻(上下巻に分かれている)も出るので全部合わせるとボリュームはあるが、広く深く押さえておける。

本を読むのは、活字を読んで頭を回したいだとか知識欲だとかもあるが、手持ち無沙汰なときに暇つぶしになるのが助かる。多くの本は仕事の専門分野とは関係ないし、何かの義務があるわけでも役立つことを期待しているわけでもない。自分のために無為な時間を過ごせることが大事だと感じる。