田舎の農家あるあるだと思うが、実家では割とトラディッショナルな餅つきを行っている。
昨年末も帰省したときに参加した。(倒れる前日)
他にも、母方の親戚や父母の友人などがやってくる。
餅つき当日、外にある方の薪ストーブで、朝から大量のもち米を蒸す。
蒸しあがったものから臼と杵でついていく。みんなで代わりばんこに担当。
臼と杵は、ひいおばあちゃんが子どもの頃から実家にあるというオーセンティックな一品らしい。
つきあがったら、丸餅にする分を餅カッターで切断。
大きなお盆にもち取り粉をふって、切り出された餅を丸めていく。
丸餅の他にも、きび餅、豆餅、ピーナッツ餅、餡子餅、苺大福、鏡餅などを作る。
何サイクルか、もち米を蒸す→臼と杵でつく→丸める、という作業を繰り返す。
苺大福は作りたてが美味しいので、その場で食べ始める人が続出する。
ピーナッツ餅に使う落花生は、畑で採れたものを前日までに殻むきしておく。
豆餅に使う黒豆もたぶん畑で採れたもの。
小豆で餡子も作る。枝豆でずんだ餡を作っていた年もあった。
準備するのはほとんど母。よくやるもんだわ。
豆餅、ピーナッツ餅は翌日あたりに切断。数日経ったら全て冷凍保存。
子どもの頃はお正月が終わっても一カ月は餅を食べていたが、今では胃もたれするようになり、正月中に数個いただくだけで十分だ。
今週のお題「餅」