あかねの日記

惰性で続けるブログ

餅つき

田舎の農家あるあるだと思うが、実家では割とトラディッショナルな餅つきを行っている。

昨年末も帰省したときに参加した。(倒れる前日)

他にも、母方の親戚や父母の友人などがやってくる。

 

餅つき当日、外にある方の薪ストーブで、朝から大量のもち米を蒸す。

蒸しあがったものから臼と杵でついていく。みんなで代わりばんこに担当。

臼と杵は、ひいおばあちゃんが子どもの頃から実家にあるというオーセンティックな一品らしい。

つきあがったら、丸餅にする分を餅カッターで切断。

大きなお盆にもち取り粉をふって、切り出された餅を丸めていく。

 

丸餅の他にも、きび餅、豆餅、ピーナッツ餅、餡子餅、苺大福、鏡餅などを作る。

何サイクルか、もち米を蒸す→臼と杵でつく→丸める、という作業を繰り返す。

苺大福は作りたてが美味しいので、その場で食べ始める人が続出する。

 

ピーナッツ餅に使う落花生は、畑で採れたものを前日までに殻むきしておく。

豆餅に使う黒豆もたぶん畑で採れたもの。

小豆で餡子も作る。枝豆でずんだ餡を作っていた年もあった。

準備するのはほとんど母。よくやるもんだわ。

 

豆餅、ピーナッツ餅は翌日あたりに切断。数日経ったら全て冷凍保存。

子どもの頃はお正月が終わっても一カ月は餅を食べていたが、今では胃もたれするようになり、正月中に数個いただくだけで十分だ。

左:餅つき現場
中:落花生の殻むきを妨害する猫
右:きび餅で苺大福を作る夫と娘

今週のお題「餅」