あかねの日記

惰性で続けるブログ

読書

美味しいものと祝い事

いきなり初夏の陽気。日差しが強く眩しい。 午前四時半起床。昨夜は年度末を迎えて気が抜けたせいか、比較的速やかに眠りにつけた。その分早く目が覚めてしまったが、解放感あふれる休日が嬉しすぎるというのも無関係ではない。 夜明け前、成城石井の「4種ド…

山内マリコ『結婚とわたし』

昨日はよく晴れてとても暖かかった。しかし風は強い。ベランダからの空がけぶって見えたのは花粉のせいか。しっかり花粉症の薬を飲んでおく。パーカーを羽織っただけで外に出ても、歩いていると暑いくらいだった。 今日は昼間は晴れていたけど、夕方にかけて…

雨の日、回復に努める

一日雨。最高気温4度。昨日よりもさらに寒くなった。朝から頭がズキズキ痛む。寒暖差と低気圧のせいだろう。昨日は寒くてもそんなことなかったけど、今日は調子がよくない。特に予定は入っていなかったため、家でゆっくりすることにした。とりあえず昨日まで…

懐かしき『まんが版 シャーロック・ホームズ全集』

『まんが版 シャーロック・ホームズ全集』を実家から送ってもらった。私が小学生のときに出版が始まり、新しい巻が出るごとに母に買ってもらっていた。最初に読んだホームズシリーズはこれだった。 今やスピンオフした『犯人の半沢さん』くらいしか読んでい…

誰もいないと何も起こらない

朝の家事を終わらせたあと、本を読んだり昼寝をしたりしていたら、あっというまに一日が終わってしまった。時間が経つのが早い。夫と娘は早朝から出かけている。誰か一緒にいてくれないと、生活リズムが乱れまくり。何のイベントも発生しない。 今日やろうと…

アイリーンとメアリのバディぶり

昨日は出歩いて疲れたので、今日は家でゆっくり。天気も冴えない。 それにしても、昨夜は疲労困憊だった。娘と一緒に出掛けるのは楽しいが、要所要所で気を遣う。また、お昼ご飯を食べ損ねると、早めに夕食を食べてもエネルギー不足を補いきれないことを久々…

まだ冬眠していないだけ?

娘に「お母さんはもう冬眠しないの?」と聞かれた。今年は大丈夫だと答えた。しかし同じ季節が巡ってくると、ふとした瞬間に寝込んでいたときの不安や苦労が実感をともなって思い出されることがある。時間が経つにつれて記憶は薄れてきているけれど、冬の生…

似ているタイトル

やっと週末。休暇明けの一週間は長い。四日しかなかったけど。土日のありがたさが身に染みる。 昨夜はなかなか寝付けず、数時間しか眠れなかった。昨日出社してテンション高めで過ごしたせいか、夜になっても頭がハイから切り替わらない感じ。全然眠たくなら…

仕事始め

今年の仕事始め。娘も今日から学校。夫も今日は出社。一人で在宅勤務。 憂鬱だなんだと言いつつも、始めてみれば自然と手が動くくらいには仕事が体に馴染んでいる。幸いにも午前中の打合せがすべてキャンセルになったので、溜まったメールの対応およびそれに…

終わる休みを惜しむ

年が明けて早一週間。昨日で正月は終了。今日は成人の日。ターミナル駅周辺では、振袖で着飾った若人たちが行きかっていた。 今日で長かった年末年始休暇が終わる。明日から仕事が始まる何て嘘だろ?本当に休みが終わってしまうというのかい?時間よどうか止…

今年やりたいこと2024

土曜日。朝食の後は、洗い物、洗濯、床掃除。 くわがきあゆ『レモンと殺人鬼』を一気に読んだ。登場人物の誰もが裏に何かある感じだったが、結局は全員狂っていたのが振り切れていて良かった。真梨幸子みのある作風だと思った。 レモンと殺人鬼 (宝島社文庫)…

自分にできること

昨年うつ病で寝込んでいたとき、たまに小さな地震による揺れを感じることがあった。今大地震に襲われたら、自分は何もできずに死ぬんだろうなと考えた。まともに動けなくて逃げられない。逃げることさえ放棄したいくらい動くのが面倒。逃げたとしても周りに…

年末詣で

午前中、妹と川崎大師へ年末詣でをしてきた。 三が日は混みあっているだろうし、今年のお礼は今年のうちに伝えておこうということで。 朝から雨だったので、昨夜のキムチ鍋の余りを食べたあとは家でごろごろ。午前十時ごろ、予報通り雨が上がったタイミング…

たれらばの話

朝から雨。空気が生暖かい。 昼からは晴れ。洗濯物をベランダに出した。 今日は些細なことがきっかけで、「もし休職せずに働いていたら」という仮定の話を久々にちょっと考えてしまった。 過去に遡ってどうこうしたいというわけではないが、何か失ったものが…

読書メモ『批評の教室』『息吹』

祝日と土曜の狭間。温かい日差しに恵まれた一日。 娘は学校、夫は在宅勤務。私は年休を取ってごろごろしていた。 読書メモ。昨日読んだ本、北村紗衣『批評の教室』。面白くなかった。後半はパラパラっと流して終了。 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチ…

読書『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』

朝ドラで話題になったのは随分前になるが、やっとこさ手に取った『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』。 今年は『赤毛のアン』が登場する本をいくつか読んで、気になっていたのだ。小説だと柚木麻子『本屋さんのダイアナ』。文芸評論だと斎藤美奈子『挑発する…

コンプライアンス遵守

今読んでいる、髙村薫の時評集。今年の八月に発売された最新刊を図書館で借りてきた。 『サンデー毎日』に掲載された時評のうち、2021年6月から2023年6月までの二年分が収録されている。読んでいるうちに「そういえばこんなことあったな」と思い出してくる。…

曖昧にしておく

最近読んでいる本。 斎藤環・與那覇潤『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋』は再読。 帚木蓬生『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』は初読。こちらについての感想を簡単に。 ネガティブ・ケイパビリティとは、「早急な結論…

読書『続 窓ぎわのトットちゃん』

昨夜は、黒柳徹子『続 窓ぎわのトットちゃん』を一気に読んだ。 もうね、切ない。 前半は、太平洋戦争前後のお話。お父さまが出征し、残されたお母さまとトットちゃんたち兄弟姉妹は、青森の知り合いを頼って疎開。そこでの暮らしと、終戦後に東京へ戻ってく…

親の好みを推す

今日も穏やかに過ぎていった。 午前中は冬用の羽毛布団を出した。夏用の布団でもぎりぎり大丈夫だったけれど、目が覚めたときに若干スースーして心もとない。羽毛布団のあのボリュームと、適度な重さが恋しい。ということで布団を入れ替えた。夏用の布団とシ…

これから関わってゆくこと

特に予定のない土曜日。 午前中は早めに家事&週末の掃除を済ませ、そのあとは本を読んでいた。昨夜、休日が楽しみ過ぎたのか気持ちが高ぶり、夜中にぱっちり目が覚めてそこからなかなか寝付けなかった。本を読む段になってだんだん眠くなってきたので、流れ…

マーガレット・アトウッドを読む

今週の読書。 マーガレット・アトウッド『侍女の物語』と、その続編である『請願』。『誓願』はまだ途中。半分くらい読んだところ。 先週読んだ『心的外傷と回復』と同じく、この二作品も『100分で名著 フェミニズム』にて紹介されていたものだ。おもしろそ…

読書の秋2023

どんな秋にしたいかと娘に訊かれたので、無難に「読書の秋」と答えておいた。ちなみに娘は「芸術の秋」、夫は「食欲の秋」だった。 三連休で読もうと思っている本。 まずは、ジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復 増補新版』。 これまで読んだ精神障害や…

たまには最近の文庫を

今日は文庫本を二冊読んだ。どちらも9月に発売されたばかりもの。先週の旅行に持っていこうと購入したが、結局は京極さんを持って行ったので今週に回した。 宇佐美りん『推し、燃ゆ』 芥川賞受賞作。本が薄く、文字が大きく、行間が広いので、一時間も使わず…

まるっと読書

本を読み終えてからブログを書こうと思っていたら、いつもより遅くなってしまった。 今日はまる一日『鵼の碑』を読んでいた。(夫と娘はそれぞれ遊びに行っていた。)半分を過ぎると残りはあっという間。あんなに分厚いのに、読んでいる間はそれを感じさせな…

フェミニズムとアラサーちゃん

『田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?』を読んだ。Kindle Unlimited の対象になっていたので。今年の2月に発売されたばかりの本が手軽に読めるのはありがたい。 田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!? …

予習復習

『罪と罰』を読む前に、『「罪と罰」を読まない』を読んでいる。以前、古本屋で調達しておいたものだ。 前半は「読む前」パート、後半は「読んでみた」パートになっているので、合間に『罪と罰』そのものをサンドイッチする進め方で読もうと思っている。 一…

普通におもしろい『カラマーゾフの兄弟』

『カラマーゾフの兄弟』(岩波文庫)を読み終えた。 先日もちょっと書いたが、陰気で難解な話と思いきや、壮大で深淵、かつロシア式ユーモアに富んだ大変おもしろい作品だった。冒頭の訳者解説もとても良くて、「そういう意図があるのね」というのが分かりや…

日常に戻る

夫と娘が帰ってきて、あっという間に日常が戻ってきた。 急いでいるときや忙しいとき(特に朝夕)は気持ちに余裕がないことがありながらも、生活にリズムというかメリハリというか大きな流れのようなものができるお陰で、とりあえずやることはあるし、だらけ…

留守番中

一人で留守番になってからというもの、一度も外に出ていない。 台風直撃ではないにしても風が強く、激しい雨が降ったり止んだりしている。食料品はストックがあるし、本も調達してきたので、特に出掛けなければならない理由もない。 起床と就寝、三度の食事…