あかねの日記

惰性で続けるブログ

瞑想とマジカルアイは似ている

昼休みは猫柄のアイマスクを付けて、頭と身体を休めている。

先日、妹と会ったときに「瞑想が上手くできない」と話したら、「慣れればスッと入れるよ」と教えてくれた。私は未だコツの掴めないビギナーのようだ。

横になっていて思ったが、瞑想はマジカルアイに似ているのではないか。ステレオグラム(絵が飛び出て見えるやつ)を立体視していると、視力が回復するというあの本だ。

私がマジカルアイを手にしたのは中学生の時だった。本&マンガの読み過ぎで小学校低学年の頃から眼鏡を使っていた。当時は眼鏡にお洒落なイメージなどなかったし、何をするにも邪魔なので掛けるのが嫌だった。

そこへマジカルアイの流行である。書店で母に買ってもらったと記憶している。

試したことがある方はご存知かもしれないが、立体視には「交差法」と「平行法」という二つの見方がある。「交差法」は立体が凹に見えて、「平行法」は凸に見える。

裸眼立体視には「交差法」と「平行法」と呼ばれる2つの方法があります。交差法は、寄り目にして、対象物よりも手前に焦点を合わせる方法です。平行法は、目線を交差させずに、対象物よりも後ろに焦点を合わせる方法です。初めての場合は、比較的交差法の方が安定して立体視しやすいようです。交差法と平行法では、奥行きの関係が逆転します。

ご参考:How to RDS - lyota yagi

 

私は長年「交差法」しか使えなかった。凹状態だと何が見えているのか判別しづらいため、あまり面白味を感じなかかった。解答ともどうも一致しない。また、寄り目で見ていると目が痛くなってくる。逆効果ではないかと思っていた。

5年くらい経ってやっと、何かの拍子に「平行法」で見えた。対象物がきれいな凸になって、目の前に迫るような感じがする。一度できるようになると簡単で、今までなぜできなかったのかと不思議になる。何分か見ていても疲れない。コツをつかめば楽に使えるようになるのだと分かった。

(肝心の視力回復効果はよく分からない。そのうちコンタクトレンズを使い出して、眼鏡を掛けることにも抵抗がなくなった。)

 

瞑想にも、このように「できた」と思う瞬間があるのではないかと予想している。それが何時かは分からないが、できれば数週間くらいで来てくれると嬉しい。気長に続けようと思う。

 

猫のアイマスクを買ったときの話

akaneiroha.hatenablog.com