あかねの日記

惰性で続けるブログ

秘密の朝食

グルメ情報に疎い私がエシレバターの存在を知ったのは、柚木麻子『BUTTER』を読んだときだった。木嶋佳苗をモデルにした小説で、作中に「エシレバターの醤油掛け丼」なるものが登場する。

 

その時はどんなバターか気になったものの、特に買うことなく時が過ぎていった。

しかし、先週寄った成城石井で見つけてしまった。しかも割引シールが貼られている。この機会に買うことに決めた。

 

最近の起床時刻は朝五時。四月の後半になると外はすっかり明るい。夫も娘もまだ起きていない。

トーストをしっかり焼いて、カットしたバターを塗り込む。焼き上がる間にコーヒーも準備しておく。

甘い香りを振りまくトーストは、食べるとじゅわりと染み出してくる。ミルク感があって想像よりもあっさりしていた。もうちょっと塩気を足しても良いかもしれない。

普段バターを使わないので比較表現ができないが、普通に美味しい。毎日だと脂肪分が気になるので、数日おきにアレンジしながら食べてみよう。

 

成城石井だと1,000円程度で買えた。