あかねの日記

惰性で続けるブログ

アイリーンとメアリのバディぶり

昨日は出歩いて疲れたので、今日は家でゆっくり。天気も冴えない。

それにしても、昨夜は疲労困憊だった。娘と一緒に出掛けるのは楽しいが、要所要所で気を遣う。また、お昼ご飯を食べ損ねると、早めに夕食を食べてもエネルギー不足を補いきれないことを久々に体感した。お風呂上りくらいから身体に上手く力が入らなくて、相当疲れているなと気付いた。気持ち的にしんどいとかはないけれど。夜は夜で、夕食が早かったためものすごくお腹が空いた。かといって夜食はしたくない。こんなときはさっさと寝るに限る。

 

すでに忘れかけていたけど、今日の午前九時頃に地震があった。リビングに娘と二人でいるときにぐらぐらっと揺れた。すぐに収まって安堵。

 

一日家にこもり、森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』を読んだ。夫用に買ってきたのだけれど、取り掛かる気配がないため先に読ませてもらう。

スランプに陥ったホームズかグータラしている序盤から、ライバル探偵アイリーンの登場、過去の未解決事件の浮上といった探偵小説的展開を経て、超常現象の発生、もう一つの世界といった非探偵小説的展開がなされてゆき、夢と現が絡みあいながら転がっていくストーリーに引き込まれた。素晴らしき温故知新。

やる気の出ないホームズ、小物感のあるモリアーティ教授、変わり身が早いレストレード警部、周囲に翻弄されるワトソンに比べ、溌剌としたアイリーンとメアリのコンビ、頼れる大家ハドソン夫人、芯のある令嬢レイチェルなど、女性陣の活躍が痛快だった。

読んでいると、ワトソンの語りが四畳半系アニメの「私」で再生される。キャラクターたちがアニメの動きで脳内劇場に出てくる。あのアニメの中毒性はすごい。