数少ないが料理の本を持っている。自分では作らないので見る専である。何で購入したかというと、見ているだけで楽しいのと、どのように作られているのか気になったからだ。
高野山 一乗院のこころとからだをととのえる精進料理
これまでに高野山を二度訪れたことがある。いずれも宿坊を利用し、その一つが「一乗院」だった。ちょうど開山1200年の行事で賑わっていた時期である。
一乗院はお部屋も料理も最高であった。宿坊内には行事に合わせて貴重な品々が飾られていた。そして夕食は、和食のおいしさあふれる逸品の数々だった。特に胡麻豆腐の濃厚な味わいが忘れられない。肉を模した料理はかなり肉に似ていた。
レシピ本があると知り、眺めて楽しもうと思って購入した。でも、また高野山に行って食べたい。
はじめてのインド料理
インド料理店を訪れるうちに、スパイスや調理方法が気になって購入した。Amazonレビューによると「とても簡単に作れる」らしい。確かに多くのレシピは3〜5ステップで構成されており、それほど難しくなさそうに見える。
定番のカレー以外にも、お店ではあまり見かけない野菜炒めやサラダのレシピが充実している。チャパティは焼いてみたいと思っている。
亡命ロシア料理
ソ連からアメリカへ亡命した批評家二人組が、アメリカを皮肉り倒しながら祖国へのあふれる思いをつづったエッセイ。レシピ部分は大雑把なのに、読んでいるだけで美味しそうな料理が頭に浮かんでくる。
『帰れ、鶏肉へ!』というレシピが一時期話題になっていたとは、先ほど調べた情報だ。本の目次には他にも『壺こそ伝統の守り手』『キノコの形而上学』『仔牛肉のように優しく愛して』などが並んでいる。
試しに作ってみたら面白そうな気がしてきた。予め時間を確保して、じっくり取り組むならできそう。