あかねの日記

惰性で続けるブログ

安く出回りだしたら買おう

ラジオビジネス英語を聞いていたら、残り3分くらいのところでJアラートが入ってきた。一瞬Bluetoothイヤホンが乗っ取られたかと思った。ミサイルはひとまず何事もなさそうだ。

しかし聞き逃し配信にもJアラートが入ったままになるとは知らなかった。

 

昼の散歩ついでに書店を見て回ったら、最近出版された本がいくつか目に留まった。

いつの間にかアンソニーホロヴィッツの新作が出ている。ブックオフに出回りだしたら買おう。

本屋大賞も昨日発表された。2022年(正確には2021年12月1日〜2022年11月30日)に刊行された新しい小説が対象なので、基本はまだハードカバーしかない。古本でも高値が付けられている。文庫版が出版される頃に、安値で出回りだしたら買おう。

(毎度のことだが「本屋大賞受賞!」の帯がすぐさま巻かれて平積みされるのは、裏での仕事の慌ただしさを思わずにはいられない。書店員さんいつもありがとう。そして完全に余談だが、『ハサミ男』というミステリ小説で、犯人が勤め先の出版社にて「この世で一番重いのは紙」みたいな会話をしていたのがやけに記憶に残っている。本の塊を運ぶときはいつも思い出す。)

 

ベストセラー小説や大きな文学賞を受賞した小説は、たいてい周回遅れで読んでいる。古本屋に安値で出回りだしたら買って読む。私にとっては一番妥当な手段であり、かつお得感があって楽しい行為である。

最寄りの図書館だと、人気小説は予約が1000件を越えていたりする。(例えば、『同士少女よ、敵を撃て』や『おいしいごはんが食べられますように』。)いつ回ってくるか分からない。そして順番がきた時に読みたいかどうか、時間があるかどうかも分からない。かといって新品だと値段が高い上に、大半は一度読んでおしまいになる。

そこで、なるべく安く、思い出したときに確実に手に取れ、期限は無いので好きなペースで読める古本屋が一番使い勝手がよい。(それが溜まって、自分の本棚で何年か後回しになることもあるけど。)

ハードカバーでも数年経つと中古で200円くらいになる。目立つところに置かれている文庫版より安い。(例えば、『蜂蜜と遠雷』や『そして、バトンは渡された』。)持ち歩くのでなければハードカバーを買っても良い。

とはいえ、人気の落ち着いた作品は図書館も便利である。遠ざかっていた作家の本をゴールデンウィークに読もうかと考えている。期限が守れるのは直近でそのあたりだ。