あかねの日記

惰性で続けるブログ

弾くより聴きたい

毎週土曜の午前中は娘のピアノレッスンがある。夫が教室前まで連れ添っている。レッスン後には二人で遊んで帰ることも多い。(今日は台風接近に伴い休みだった。)

夫は「ギターは弾けるけど楽譜は読めない」とよく分からないことを言っていたので(そういうものなのか?)、一緒に通えば読めるようになるのではないかいう目論見もあり、就学前のグループレッスン時から付き添ってもらうようになった。

就学前レベルであれば楽譜を読んで弾けたらしいが、小学生に上がったあたりから怪しくなり、そのうち付いていけなくなってしまったようだ。今では娘も一人でレッスンを受けている。

 

一方の私は「昔ピアノを習っており、その後は何年も遠ざかっていたが、子供のピアノレッスンを機に再開した」クラスタである。

しかし幼稚園から中学校卒業までピアノを習っていたものの、いかんせん不真面目な生徒であったため当然ながら上手くはならなかった。ピアノを辞めた後はわざわざ弾きたくなることもなく、他のことに精を出していたように思う。

娘がピアノを習いだしてからは、練習を見るついでに少しは弾くようになった。最初は楽譜を見ればすぐ分かるような曲ばかりだったのが、近頃は予習しておかなければ教えられなくなりそうな危機感を持っている。

今日は久々に、ブルグミュラーやバッハの初心者レベルの曲をぽろんぽろんと弾いてみた。全然指が回らない。長時間座っていると、姿勢が悪いのだろう肩が凝ってくる。それでもある程度弾けるようになるまで繰り返してみると、ぎこちなくても達成感があるものだ。

しかし日々地道に練習を続けるような耐性はなく、自分で自分が聞きたい音色を奏でることなど到底不可能であると早々に見切りを付けている。(書いていて気付いたが、白か黒かの極端な思考である。)娘の練習ついでに弾くくらいで丁度いい。

あとは日々NHKラジオのクラシック番組を聴いて、たまにコンサートへ出掛けられれば十分だ。