あかねの日記

惰性で続けるブログ

跳び箱とべなくても問題ない

早起きして出社。

あいかわらず家を出るまでのイヤイヤ感と、会社に着いてからのバリバリ感の差が激しい。

満月の秋らしさは今いずこ、今日も猛暑。

一方で、夜は小雨がパラつくなかを帰宅。

 

お題にある「大人になってから克服したもの」を考えてみたものの、出てくるのは克服できていないことばかり。

初めて出会ったときから納豆が大嫌い。(別に克服する必要ないけど)

黙々と歩いたり筋トレしたりするのは好きだが、スポーツはやりたくない。

やるまえから後ろ向きで、失敗したときはくよくよしやすい。

疑い深くて壁を作りやすく、嫌なことがあると根に持ちやすい。

気が小さくて言うべきことを言わないが、余計なことなら言う。

必要なら真面目に取り組むけれど、責任感や決断力はない。

どうでもよい細部には拘るが、全体的に詰めが甘い。

ハマりやすいが飽きっぽい。度を越えて何かに依存しやすい。

 

何だか悪いところばかりあげつらってしまったが、それらが利点になることもあれば、意外にも良い方向に転ぶこともある。

逆に、そうでなければ今の自分はないか。

 

克服したというより乗り越えたこととして挙げられるのは、やっぱり摂食障害と産後うつと仕事によるうつかな。(多い)

その他にも、国内外を旅行しまくったり、買い物依存だったり、アルコール依存気味だったりした時期もあった。(多い)

それらが憑き物が落ちたように治まったのは、自分が信頼できる人に出会えて、自分を隠さなくよくなって、自分でやっていけそうだと確信を持てたからだと、今振り返って思う。

自分でやっていくとは言っても、自分だけの力でどうにかしようとするのではなく、他人に頼れるようになって始めて良くなる類のものだった。

なので、これも自分だけで乗り越えたというよりも、周りに助けてもらって成り立っているというのが正しい。

これから先に何が起こるが分からないが、何とかなるという無根拠な自信と、持ちつ持たれつの図々しさは、少しずつ形成されていると思う。

 

とにもかくにも、夫と娘がいてくれて、安心できる場所があることは、私にとっては奇跡が起こったとしか思えないほど尊いことだ。それまでよく無事に生きてきたなあ。

 

娘が「体育で跳び箱とべなかった~」と話していて、「お母さんも跳べなかったよ。跳べなくても生きていけるよ。むしろ社会に出たら跳ばずにすむ道の方が多いぞ」と食い気味に説明してしまった。

私は運動神経が悪いので体育の時間が憂鬱で仕方なかったが、できないことがあってもあっけらかんとしているのが娘のすごいところだ。(完全に夫似)

そういうマインド大事だよね。

 

今週のお題「大人になってから克服したもの」