あかねの日記

惰性で続けるブログ

立秋、しかし夏休みはこれから

本日は立秋。暑さが徐々に和らいていく時期。

お盆の天気はその通りになるようだ。東京の予報は雨か曇りの日がほとんど。最高気温は30度前後に下がるらしい。いいぞいいぞ。梅雨が明けてからというもの、カンカン照りの日が圧倒的に多かった。そろそろ雨のターンも来て欲しい。

天気が崩れていく最中は調子も崩れやすいけれど、いったん雨に落ち着けば気分も落ち着いてくる。ちょっと薄暗いなかで静かに過ごすのがいいし、人出が少ないときに外をうろつくのもいい。大した予定は入れてないので、ちょっとわくわくする。

 

今日で仕事は終了、明日から私の夏休みが始まる。ここまで長かった。溜まりにたまった有休をくっつけて休みを延長。娘の学校行事や自分の体調不良を考慮しても、今のペースだと明らかに余る。そんなに使う予定もない。

そういえば去年の今頃は、夏休みが終わることを考えると憂鬱で仕方なかった。いくつか遊ぶ予定を入れていたものの、それを楽しむ気持ちにはとてもなれない。とにかく疲れていたし、自分には余暇を楽しむ資格がないとさえ思っていた(完全に鬱)。

休み明けから、負担が大きく、責任が重く、難易度の高い業務(当者比)が一気にやってくることは分かっていたので、大変気が重かった。準備がバタバタで、経験もあまりないことだったため、不安と心配がてんこ盛り。八月最後の週末に抗不安剤を処方してもらったなあ(お薬手帳参照)。一度目のうつ病の急性期にお世話になって以来だった。

それらの仕事のあとも重たい案件がどっかーんときて、結局年末に立ちいかなくなってしまったのだ。

 

少し脱線するが、年末以降は抗不安剤から抗うつ剤に切り替えられて良かったと思う。個人的には、抗不安剤は頭が麻痺している感じがするし、依存性も強いように感じる。効果が切れると不安になるというか。用法容量は守って使っていたけど、感覚としてはそんな感じ。

抗うつ剤は最初の二週間ほどをやり過ごせば、そのあとは副作用も無く過ごしやすい。一度断薬したことがあるが、ゆっくり量を減らしたので依存しやすい薬だとは感じなかった。(昔も今もSSRI)

 

そういうことを考えると、今年の夏休みは何と明るいことか。中途半端に仕事を残してきてしまったが、自分だけでどうこうできるものではないのでまあよい。先のことを考えて心配しすぎたり、常に不安だったりする傾向が鳴りを潜めているのは、ひとまず嬉しいことだ。

去年は現実逃避として、アイン・ランド『水源』を読んだ。2000ページ・上下段・小さい文字がびっしりの鈍器系なので、暇つぶしにはうってつけだ。

今年は何を読むか。いくつか候補はあるので、まずは本棚の整理をしながら決めようと思う。

比較用に文庫本を重ねる