あかねの日記

惰性で続けるブログ

『漫画で読破』シリーズを読んでおく

新たな週の始まり。天気も気分もパッとしないが、いつもの習慣で動き出す。やらなければならないことがあると、こういう時には助かるな。

先日ブログに書いたとおり、Kindle Unlimited の解約申請を行った。しかし契約日から1カ月単位の更新のため、私の場合は今週末まで利用できる。

そこで、気になりつつも放置していた『漫画で読破』シリーズに目を通している。さっさと読んでおけばよいものを、期限がないとダウンロードすら行わない。

タイトルは、古本を買っても読まないロシア文学(『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『戦争と平和』)や、難解な思想書(『資本論』『社会契約論』『君主論』)が中心である。

登場人物の名前と役割を一致させなくても、絵で区別できるのが大変分かりやすい(タイトルにより絵の好みは異なれど)。ページ数も絞ってあるので、しびれを切らすことなく読める。原作への取っかかりには良いなと思った。

あとは、これまで目にしたロシア文学パロディの元ネタが分かって「そういうことだったのか」と納得した。ドストエフスキーの原作者紹介には「持病の癇癪に苦しみながら締め切りに追われる作家生活を送った」とあり、癇癪が病気扱いされているのが「そんなにひどかったんかい」と特に印象に残った点である。