あかねの日記

惰性で続けるブログ

持つべきものは妹

旅行の後は疲れ果てていやしまいかと懸念していたが、杞憂に終わった。脚に疲れは残っているものの、筋肉痛に襲われることもなく、いつもどおり過ごせている。

今日は夫と娘が出かけているので、午前中は冬用の布団を仕舞ったり、本を読んだりしていた。それにしても、明日でゴールデンウィークが終わりだなんて嘘だろ...もっと休んでいたい。

午後は柏餅を調達しに、近所の和菓子屋さんへ。十組ほどの行列ができていた。とても美味しいから食べたくなるよね。外は暑くて、今日が立夏であることに大いに納得。夜は夫がちらし寿司をつくってくれる予定。

 

先日、千早茜の小説を読んで「旅先で気軽に読むのに良さそう(東野圭吾的なノリで)」といったことを書いたら、早速その機会がやってきた。

妹が旅行に『しろがねの葉』を持参しており(島根つながりで)、読みたいなら読んでもいいよ〜と貸してくれたのだ。妹とは、意図せずして同じ時期に同じ作家を読んでいることがある。さすが我が妹。薦める前に薦めてくる。

千早茜コンプリートを目指して読み進めているらしいので、今度読み終わったものを送ってくれるらしい。

『しろがねの葉』は、出雲空港での飛行機の待ち時間に読んだ。最近は若い子が主人公の小説を読むと、共感だとか隔たりだとかを通り越して、頑張ってと見守るモードに入るようになっている。

しかし、舐めてかかっていたら、終盤で持っていかれた。諦めてきたものがあるんじゃないかと問いかけられている感じ。寂寞たる気持ちをを覚えた。