あかねの日記

惰性で続けるブログ

マンガ『国民クイズ』を読んだ

今朝は4:00に目が覚めた。まだ寝ていたい感じはなかったので、一旦起きることにした。のんびり朝食を食べ、洗濯とアイロン掛けをする。6:00頃に娘も起きてきた。食事を出し、その後は食器の片付けと掃除をしていた。

8:00頃、眠気が襲ってきたので二度寝。次に起きたときは10:00過ぎだった。夫と娘はいつの間にか出掛けていたが、しばらくすると帰ってきた。買い出しに行っていたらしい。

ベランダで育てていた万願寺唐辛子が初収穫できたので、夜に食べてみようと話している。

 

先日、夫が『国民クイズ』というマンガを買ってきた。「絶対に読んでほしい」とお勧めするので、今日の午後に読んだ。

1993年にモーニング誌にて連載されていた作品。2001 年頃に一度復刊され、今回は愛蔵版が出たらしい。

大まかな設定を復刻版から一部引用すると、

議会制民主主義体制崩壊後、クイズに勝てば願いがかなう「国民クイズ体制」に移行した日本を舞台に展開する。

国権の最高機関「国民クイズ」の番組に出演し、勝ち残れば殺人でもエッフェル塔の私物化でも合法化される、「あなたのための全体主義」の世界。

30年前に描かれたものなのに、絵も話も古さを感じさせなかった。エネルギッシュな画風で、眼力に引き込まれる。話は終わりに向かってどんどん加速していき、どこに行き着くのかわからない面白さがあった。

全体主義社会の描かれ方は、うめざわしゅんのマンガ『えれほん』に通じるものを感じた。奇抜な衣装は、映画『時計仕掛けのオレンジ』感がある。