あかねの日記

惰性で続けるブログ

出雲 with 妹

妹と出雲旅行へ行ってきた。期待以上の二泊三日だった。

寺社仏閣を「焦らず急がずのんびり巡る」方針だったにもかかわらず、現地での移動が予想以上にスムーズで、回りたいところはフルで回ることができた。

出雲大社はそれなりに賑わっていたけど、そこを外れるとそうでもなく。むしろ閑散としているところも。連休合間の平日だったからかもしれない。道路の渋滞もなく、人混みに揉まれることもなく、ゆっくりと参拝できた。

 

出雲大社は「平成の大遷宮」の年に参拝して以来。その時も妹と一緒だった。あれから十年経つことに二人で驚愕...。全国規模で見ると実家から近いと言えなくもないが、わざわざ訪れることは少ない地域。

私は羽田から出雲へ入り、空港で妹と合流。三日間レンタカーを運転してくれた妹には、心から感謝している。その代わりとして、私は食事代を担当。妹とは、旅の方針は同じでも得意分野が違っているので、お互いに補い合いながらシナジーを発揮している感じである。

一日目は今にも雨の降り出しそうな曇天で、しかもかなり肌寒かった。そこから一転、二日目と三日目は暑いくらいの五月晴れ。どちらの天気も体験できて良かったんじゃないかな。食事も温かいものと冷たいもの、どちらも楽しめた。

一日目のラストは、日御碕灯台。暗くて寒い。しかも強風。しかし、雨が降らなかっただけでも万々歳である。

二日目のラストは、島根の東端、美保関灯台。海も空も青い。海の向こうにうっすらと隠岐の島が見えた。

一日目のお昼。寒かったので温かいそばを頼む。メニューの写真より十倍イケてる穴子天そばが出てきた。

三日目のお昼。奥宮参拝という名のプチ登山後で、お腹ペコペコ。しかも暑かったので、名物の割子そばがひときわ美味しい。

寺社仏閣の参拝は、石段との戦い。たくさん歩いた。私も妹も、境内の摂社末社まで隈なく見て回りたいタイプ。裏山に参拝OKの道があれば、積極的に入ってみる。ひんやりした空気と、ひっそりとした静けさが心地よい。

石段@一畑薬師

ただの登山@須我神社奥宮。この山は何だか懐かしい感じがするね、と妹に話したところ、実家の裏山に似ているという結論になった。

松江城にも行った(近隣の神社目当て)。
そこそこ賑わっていた表側とは対照的に、裏手の道は人がまばらだった。

着いた日は無事に到着できたことに感謝し、帰りが近づいてからは怪我をすることも事故に遭うこともなく過ごせたことを感謝して回った。飛行機を飛ばしてくれる方々、ホテルやレストランの方々、行く先々の寺社仏閣の方々、いろんな人たちのお仕事のお陰で、旅をすることができた。

晴れの日は、田植えをしている農家さんを道々で見かけて、実家と似ているなあと親近感を覚えた。帰りの飛行機の中で、旅が終わってしまったことがとても寂しかった。

今日は洗濯して、掃除して、御朱印の整理をして、ゆっくりのんびりしていた。