あかねの日記

惰性で続けるブログ

芋掘りの思い出

子どものころ、実家で農作業を手伝わされる場面が多々あった。

強制労働のおかげで、農業を過度に称賛したり、自給自足生活に憧れを抱いたりするようなことはない代わり、野菜の育成に拒否反応を示すような大人になってしまった。

もし植物を上手く育てられる人に共通する素養があるとしたら、私にはそれが著しく欠けていると思う。

 

実家は米に野菜に果物と色々育てていて、主に自宅用だが一部は販売用。または近隣住民との物々交換に使われる。

昔はサツマイモがそこそこの広さの畑に何畝も植えてあった。しかし機械を投入するまでではないので、週末に一日掛けて家族で掘り出していた。私が幼稚園に通っていた頃、園の芋掘りイベントで実家の畑に来てもらったこともある。

掘りたての芋を適当に洗ってアルミホイルに包み、焚き火で焼いて食べたりもしたが、炭化しやすいのでオーブントースターまたは七輪を使った方がいいと思う。

芋掘り以外にも、裏山で延々と栗を拾ったり、稲刈りから乾燥・籾摺り・袋詰めまでの一連の作業を手伝わされたり、実りの秋はこき使われたものだ。

 

そんな事情は置いといて、サツマイモはおいしい。煮ても焼いても干しても、サラダにしてもお菓子にしてもおいしい。

 

今週のお題「芋」