あかねの日記

惰性で続けるブログ

卒業のタイミング

もうすぐ十二月に入ろうとしている。月めくりカレンダーは残すところ一枚。時が経つのは早い。

年初から始めたこのブログも、年があければ丸一年になる。そんな日を迎えるのは遠い先の事だと思っていたし、それまで続けられるかどうかもよく分からない状態だった。しかし、気付けば射程圏内に入っていて、毎日時間を割いて書いているのは自分なのに「意外と続いているな」いう不思議な気持ちである。

継続的にはてなブログを閲覧していると、うつ病の発症やそれを理由とする休職をきっかけにブログを始める人は一定数いるように見受けられる。私もその口だった。時間はあるし、特にやることはないし、言いたいことはたくさん出てくるし、でも知っている人には話したくないし、そんなときにうってつけなのがブログである。

そして、無事回復して仕事に復帰した人は、いったん闘病ブログを卒業する傾向があるように思える。仕事が忙しくなって時間が取れなくなったとか、他に優先的にやりたいことが出てきたとか、書きたいことを書いてスッキリしたとか、単純に飽きたとか、まあ要因はいくつかあるのだろうと想像する。

それでは、ブログを続けている私は良くなっているのかというと、いちおう平凡に暮らしてはいるがやる気にあふれているかというとそうでもない。しかし元々やる気があるのかと言うとそうでもない。本来が心配性で悲観的な性格なので、最悪な状態から元に戻っただけだという気がしなくもない。

最初はうつ病との日々を書いていたが、そのうちただの日記&雑記と化してしまった。うまい具合に自分のお気持ち整理兼、備忘録兼、自己満足のツールとしてハマった感じである。

特にブログをやめる気は無いが、かといってやる気にあふれているわけでもない。毎日続けないと遠ざかってしまいそうなので、とりあえず何かを書いている。気負わないのが続けるコツかもしれない。

今日の天気だとか、食べたものだとか、思ったことだとか、他愛ないこもををだらだら書くのは思いのほかスッキリするので、これからも習慣としてできれば続けようと思っている。