病状が落ち着いていても、うつ病ハイリスク者なのは変わらない。
私は 摂食障害→産後うつ→うつ病再発 をたどっているが、摂食障害の病歴がある人は産後うつを発症する確率が高いそうだ。以下の記事では50%となっている。
近年は日本精神神経学会から診療者向けガイドも出ている。
精神疾患を合併した、或いは合併の可能性のある妊産婦の診療ガイド
以下の経験談の連載は、その通りだと共感しながら読んだ。
私は出産前にこういった情報を調べたりしなかった。今より情報が少なかったこともあるし、過去の摂食障害がその後に大きく関係するとは思いたくなくて向き合わないようにしていたと思う。
産後うつからの回復後にマンガ『コウノドリ』(32巻 TRACK84 助産師の選択② )を読んで、自分がそのルートをたどっていたとやっと認識した。
うつ病の方は再発率50〜60%といわれている。そこでも引っかかり、仕事で悩みすぎて休職中である。
自分にはかなり発症しやすい下地があるのだといいかげん分かってくる。何でこんなにダメな人生なんだろうと絶望的な気持ちになった時期もあるが、今になると避けられないルートだったとも思える。きっとどこかでつぶれていた。そういうことを心得て付き合っていくしかない。
生活への影響が大きいことは確かだ。疲れているときは休むし、無理をしないように行動する。しかしうつ病はあくまで自分の一面でしかないと思いたい。
休まざるを得ない状況になると、自分が意外といろんなものを持っていて、好きなことがあったと気付いてくる。やらずにいられないことは良くも悪くも変わらなかったりする。
気をつけたいのは、誰にともなく遠慮して、うつなのだからやってはダメだと制限すること。上手くいかなかったとき、何もかも自分の責任だと結びつけること。不安や心配に駆られて、目の前のことを楽しめなくなること。
自分には価値がないという思い込みをほどいて、大したことができなくても良いことはたくさんあると気付ける状態でいたい。
毎日寝て食べて、家族と話して散歩に出掛けるだけの生活でも、何か書けないかと目が行くようになった。(そのうち仕事も加わると思うけど…)
好きなことを認めて、沈んだ気持ちを立て直す。それをしてもよい場所としてこれからもブログを書いていきたい。