あかねの日記

惰性で続けるブログ

晩秋

ずっと家にいた三連休。

雨でも晴れでもどこにも行かない。

冷たい雨の中を出歩くことになるのは避けたいし、混雑の中に飛び込んでいくのも嫌なので、元々大した予定は入れず。そんな元気が残っていないことも目に見えている。

結局、娘は風邪が治りかけで大人しくしていることになり、私も週末はゆっくりできるならゆっくりしたかったので、何もないのが丁度良かった。

 

早朝はしんと静か。夫はいないし、娘はよく寝ている。日の出前でも、天気の良くなる日は明るい気配に満ちている。

祝日で人々が動き出すのが遅いせいか、それとも落ち着いた天候のせいか、音の無さが耳についた。

お日さまの軌道が低くなったため、ベランダに洗濯物を干していると直射日光が目に飛び込んでくる。夏の鮮やかさが薄れ、セピア掛かった色。

今週の木曜日は早くも立冬。夏と冬の狭間の、短い秋。

 

よく眠れたお陰で頭はすっきり。こんなときは本を読むしかない。

娘が起きてきたら朝食を用意。昨夜の炊き込みご飯のおこげが食べたいと言われ、心の中で泣く泣く差し出す。お母さんもお昼に食べようと思って、狙っていたんだよ。でもあげる。

午前中が穏やかに過ぎてゆく。

 

午後からは仕事をした。

時間はあるけど、特にやることはない。調子もそんなに悪くない。祝日のしわ寄せで、明日から忙殺されることは目に見えている。

そんなわけで、気分が乗ってるときに進めておくことにした。定額働き放題。会議もなければ、割り込みもない。仕事が捗るしかない。明日が少し楽になると思うと、気持ちが軽くなった。

平日に一日はこんな日があるとよいが、ノー会議デーでもばんばん会議が入ってくる。そして自分も入れている。週次定例があると全く意味を成さない。

定時退勤推奨日とノー会議デーは、スルーされる設定二大巨頭である。

 

夕食は、夫が作り置きしておいてくれたおでん。先週に続きおでん。寒くなってきたので、おでん登場率が上がっている。

大根、こんにゃく、お揚げに卵と舞茸ともやしを詰めた巾着。あとは練り物が大きなお鍋にたっぷり。出汁が出て美味しい。

食べていると、だんだん暖まってくる。

 

明日からの四日間、また頑張ろう。