あかねの日記

惰性で続けるブログ

森のリス気分

ふるさと納税の返礼品が届いた。

「銀の森」のクッキー缶。

オンラインショップで簡単に購入できるが、普段なら家庭用にまず買わないであろうものをふるさと納税でいただくのが、庶民のささやかな楽しみである。

 

今年は大きい缶(180mm四方・19種入り)にした。

去年は小さい缶(150mm四方・14種入り)だった。

人気の返礼品とのことで、試しに頼んでみたらとてもよかった。

そして単にリピートしたいというだけでなく、大きい缶にのみ入っているお菓子が気になっていたのだ。

左:180缶サイズ 右:150缶サイズ

自分が子どもだったら確実に宝物箱にしているであろう、綺麗で謎めいたデザイン。

娘に献上すると素晴らしい笑顔を見せてくれるので、頼みがいがあるというものよ。

 

オープンしたところ

ぎっしり詰まっているのが目に嬉しい。

いくつか割れている個体があったが、粉々になっているわけではないので許容範囲内である。元々割れやすい商品なのは了承済み。味わいにも支障なし。

どんぐり粉、木苺、サンザシ、クマザサ、山椒、クコの実…といった森で採ってきたかのような食材がふんだんに使われている。

クセというか野性味というか、ナッツやスパイス独特の苦みと香りはあるけれど、それがホロホロとした生地の食感と絶妙にマッチしている。

始めて食べたときに、「こっ…これは……!!!」と新たな美味しさを発見した喜びと感動に包まれた。

そしてどんぐり粉の入ったクッキーを食べるたびに、「どんぐりってこんな匂いがしたな…」と子どものころどんぐりを拾ったり割ったりしたときの記憶が呼び起こされる。

森に暮らすリスにでもなった気分。

 

食後にちょっと摘まむだけで満足感が得られる。

しかしそんなにたくさん食べた認識はなくても、気が付いたら無くなりそうになっている。