あかねの日記

惰性で続けるブログ

銭湯巡り

今週はお風呂を使えない日が二日あった。それぞれ別の銭湯に行った。

一日目は、近所にある昔ながらの銭湯。歩いて十分もかからない。長年この地で営業しているというだけあって、年季の入った外見をしている。どんなもんかと気になっていたが、わざわざ訪れる理由もないため今まで素通りしていた。

今回行ってみると、これがとてもよかった。古いながらもよく手入れされていて、想像より中は広くて明るかった。手前に洗い場が数列並び、奥に湯船が三つほどあって、壁には富士の絵が掛かっている、絵にかいたような銭湯。一応、天然温泉を使っているとのこと。お湯は熱々だったがそのうち慣れてきて、身体の芯から温まった。熱く感じたのは、身体が冷えていたこともあったようだ。タオルやシャンプーなどの道具を持参する必要があるが、備え付けの有り無しに関わらず持っていくつもりだったので、そんなに不便とも思わなかった。

 

二日目は、車で五分強のスーパー銭湯に行った。こちらも気にはなってはいたが、ちょっと離れているためわざわざ行くことがなかった。手ぶらでOKらしいが愛用品を持参。

こちらは想像以上にいろんな設備があった。エンターテイメント。とりあえず一通りの風呂に入った。上がった後は体がゆるゆるになって、家に帰るのがものすごく面倒に感じた。もう動きたくない。時間に余裕があればもっと満喫できたように思う。サウナとか岩盤浴とか、何がどこにあるのか把握しきれない。平日の夜は人が少なく、心配したほど騒がしくなかったのはよかった。日曜日は駐車場に車が入らないくらい混雑しているらしい。

 

両日とも帰り道の夜風が気持ちよくて、春が来たことを感じた。

振り返ってみると、近場の温泉や銭湯に行った記憶が無い。何だかんだと面倒に感じて足が向かないものだ。今回行ってみて少しは勝手が分かったし、想像より楽しめそうだったので、また訪れる機会を作りたいと思う。