あかねの日記

惰性で続けるブログ

集中するけど休憩も取る

今週のお題「変わった」

新しい分野のことに取り組むときは、最初の調べものを長々とやる方である。

世の中には、馴染みのない分野でも、資料にざっと目を通すだけで要点を押さえ、周りの人に解説し始めるような人もいる。「あなたは本当に新人なのか?」とい疑いたくなるような人もいれば、「本当に存在するとは思わなかった」というようなユニコーン並みにレアで華々しい人もいる。共通しているのは、やはりアクティブで開けている人が多いことだ。

しかし自分にはとてもそんな真似はできないので、本やWebサイトを開いたり閉じたり、ノートや資料を書いたり消したり、同じ部分を行ったり来たりしながら、せっせと調べて頭の中を整理している。

もっと効率的に済ませた方が良いかもしれないが、最初にこのプロセスがないと自分には解らないままなので、ある程度は手間と時間を掛けてやっておきたい。でないとそのうち何をどう進めるべきかも判断できなくなる。後から調べておいて良かったと思うことも、詳しく調べなくてもよかったと思うことも出てくる。そこはある程度は勉強のうちだと考えている。やってみないと分からない。

 

そういう作業をしていて以前と変わったのは、集中しっぱなしにならなくなったことだ。

昨年までは休むことに対する罪悪感のようなものがあって、休むとはどういう感覚なのかを完全に見失っていた。それから色々と考える時間があって、周りを改めて眺めてみると、みんな結構自分のペースを守りながら休憩しているんだな〜と気付いた。それからは自分の「休憩に対するスタンス」が、誰に言うわけでもないけどしっかりしてきたと思う。

メンタルヘルス情報を調べているとき、「食後は副交感神経が優位になるので、消化を助けるためにリラックスして過ごしましょう。頭の休まる暇がなくなるので、すぐに仕事に取りかからないようにしましょう」といったことを目にして、思いっきりダメな例を実践してしたことにも気付いた。今では昼休みはモニターを消して、コーヒーを飲んで、意識的に休んでいる。

他にも思い込み的な面で、良い意味で自分ができなくても何とかする方法を取るのが大事であること、最初から完璧なものはできっこないこと、上手くいかないときの方が圧倒的に多いことを、分かっちゃいるけど受け入れられない状態から抜け出せてきたのが大きく影響していると思う。