日中は夫が出掛けていたので、娘と二人で過ごした。
工作をし、塗り絵をし、それぞれ好きなことをし、たまに言い争っていた。当たり前ではないと知りつつ、いつも通りの日だったとも感じる。
忘れぬうちにお雛様も飾った。お内裏様とお雛様の二体セット。娘の初節句に母に買ってもらったものだ。紫を中心とした着物の色合わせ、モダンなデザインの屏風とぼんぼりが気に入っている。
今年も飾れてよかった。
読書は、昨日買った辻村深月『傲慢と善良』を読み進めている。続きが気になる。辻村さんの作品で読んだことがあるのは『スロウハイツの神様』『オーダーメイド殺人クラブ』『朝が来る』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』。他は読まないままだ。
東野圭吾や宮部みゆきにもいえるが、昔はエンタメとして楽しめたのに歳を取ると現実的でない部分が気になり出す。新作を追いかけなくなっていた。
本屋大賞はファンタジーな展開すぎて読まなくなった。『ゴールデンスランバー』『告白』あたりは面白かったとお薦めできるが、『舟を編む』『羊と鋼の森』くらいからは時間があればとしか言えない。自分の想像や期待とギャップが出てくるのは、寂しいけれど仕方ない。