あかねの日記

惰性で続けるブログ

週末は意識的に休む 読書への期待いろいろ

毎週土曜の午前中は夫と娘が出掛けるので、一人で自由に過ごせる。たいていは掃除をして、細々したことを片付けて、散歩か読書。

仕事のリハビリを始めたので、週末は意識的に休みをとりたいと思う。予定を詰め込みすぎないようにして、何もない時間を確保しておく。心配事はいったん追い出して、頭を空っぽにする。そして気ままに好きなことをする。

 

今更だが辻村深月かがみの孤城』を読み始めた。

読書でも映画でも、期待を上回るほど面白く感じるし、下回るほどがっかりする。そんなに変わらなければ「まあこんなものかな」「なかなか面白かったな」と思っておく。好きなものを見つける/見分けるなら、数をこなして面白くないものに当たることも避けられない。

以前も書いた気がするが、小説では設定や展開が想定とかけ離れていると「思ってたのと全然違う」と戸惑う。現実設定なのに夢を見すぎな展開であったり、超能力や魔力や霊力であっさり何とかなったりすると「こんなはずじゃなかった」感が強くなる。最初からそうだと分かって読むならいいけれど、調べすぎてネタバレするのも嫌だしな。読んでみないと判らない。

何が言いたかったかというと、辻村深月の『善良と傲慢』は現代の設定ながら現実味の薄いキャラクターと展開がイマイチだと感じたが、『かがみの孤城』は青春小説かつファンタジーとしてとても面白いということだ。