あかねの日記

惰性で続けるブログ

終わる休みを惜しむ

年が明けて早一週間。昨日で正月は終了。今日は成人の日。ターミナル駅周辺では、振袖で着飾った若人たちが行きかっていた。

今日で長かった年末年始休暇が終わる。明日から仕事が始まる何て嘘だろ?本当に休みが終わってしまうというのかい?時間よどうか止まってくれ…という気持ちで一杯だが、時の流れには逆らえない。

仕事に対して何でこんなに億劫で憂鬱で気が重いのか考えてみたところ、①やるべきことが溜まっているのは明らかだから。②年度末に向けて大変忙しくなることが分かっているから。③プライベートの時間を削ってでも作業を進めておいた方が良いだろうかと迷いつつ、結局何もしていないから。

そういうことをつらつらと考えていたが、今日はまだ仕事は始まっていないのだから今を楽しむべきだと思い直し、思う存分にのんびり過ごした。

 

午前九時頃に家族みんなで起床。夫の作ってくれた遅めの朝食を食べる。私は掃除と洗濯を片付けたあとに読書。夫はマンガ。娘はプリント。そのうち、夫と娘はアワビの貝殻を磨いてピカピカにするという実験に取り組み始めた。

午後一時頃にお昼を食べ、読書、昼寝、散歩。今日の読書は、早瀬耕『未必のマクベス』。ハードボイルド!めちゃめちゃカッコイイ!と興奮しながら読み進めた。明日の仕事のことは考えず、今夜遅くまで読みふけってしまうだろう。

 

SFといえば、年末年始に妹から借りた『AI(アイ)の遺電子』というマンガを読んだ。ヒューマノイドと呼ばれる人型人工知能が普及した世界で、ヒューマノイド専門医として活躍する主人公の須藤を通し、人間とヒューマノイド間の倫理問題や共存に向けた決断が描かれている。ブラックジャックのAI版のような印象。

終わりはちょっとあっけなかったが(続編あり)、AIが急速に普及する現在の社会で向き合わなければらない課題が見事に詰まっていると思う。

 

昔読んだ『スキエンティア』に似ていている。この漫画は希望と勇気が持てて、すごく好きだ。