休みまであと一歩の金曜日。曇っていて寒かった。三寒四温の今日この頃。
明日は節分。昼休みに家を抜け出し、町内の神社まで散歩。一番の目的は豆まきの開始時刻の調査。町内の掲示板や回覧板では確認できず、ホームページやSNSもやっていない様子なので、現地で確認することにした。鳥居の横にお知らせの看板が出ていた。明日は夫と娘が参加予定。激混みが予想されるので私は不参加。人気のないうちに参拝を済ませておいた。新年から今日までを無事に過ごせ、仕事も何とかなっていることのお礼を伝えた。今週も頑張った。
境内を歩いていると、昨年はちょっと遅れて初詣に来たことを思い出す。寝込んでいたのでなかなか行けなかったのだ。一月は寒いし暗いし休み明けだし、後から振り返ると「なんだかしんどかったな」と思うことの多い月だが、二月に入って春の兆しが見え始めると越冬した感が出てきて明るい気持ちになる。自分のブログの過去記事を読み返すことはほとんどないが(拙すぎて直視できない)、去年の一月末から二月初めのタイトルを眺めてみると(本文までは開いていない)、この時期は日に日に回復を実感していたであろうことを見てとれた。
大学受験に関するニュースを見かけると、そろそろ上京に向けて家探しを始める人が増えてくる時期だろうなと思う。ど田舎育ちの私が初めて東京都内を訪れたのは受験のときだった。その後上京してからも含め、東京にきてびっくりしたこと(お上りさんあるある)をいくつか思い出したので記録しておきたい。
- 人が多い
- 毎日が花火大会かと思うくらい人がいる。
- 普通に歩けない。
- 行列が発生する光景に慣れない。
- 都会の喧噪に包まれて
- 電車、車、通行人、夜でも音が絶えない。
- 常にざわざわしている。森のざわめきとはまた違う。
- 水と空気がおいしくない。でもそのうち気にならなくなる。
- ターミナル駅が魔窟
- 東京、品川、上野、あたりはスッキリした構造で慣れれば分かるが、新宿、渋谷、池袋あたりはいまだによく分からない。山手線の西側とは相性が悪い。行きたい場所になかなかたどり着けない。
- 地下鉄のエスカレーターをどこまでも降りていくと不安になる。
- 乗り換えと言いつつ一駅分くらい歩かされると騙された気持ちになる。
- 鉄道の使い方が全く分からない
- 私の住んでいた町には駅も無ければ線路も通っておらず、鉄道を使うこと自体が非常に稀だった。
- たまに見かけるあれは電車だったのか?それとも汽車だったのか?架線が無かった気がする。
- 自動改札も見たことなかった。切符を入れるところにSuicaを突っ込んだ。
- そもそも、切符はいつまで有効なのかとか、乗り換えの時どうすればよいのかとか、基本的なシステムをよく分かっていなかった。
- スタバがある
- スタバに限らず、メジャーなチェーン店に歩けば出くわす。田舎との格差を感じた。
- 基本通販だったのに、お店で実物を見られるとはなんと素晴らしいことかと感動した。
- Amazon は田舎暮らしの私に新しい世界を開いてくれたが、大型書店や古本屋はさらなる楽しさを与えてくれた。
いまでは当たり前のように暮らしている。慣れってすごいな。