あかねの日記

惰性で続けるブログ

忘れず祝おう結婚記念日

「もうすぐ結婚記念日だね」と娘に指摘され、前倒しでお祝いすることになった。

娘に言われなければ、気付くことなく通り過ぎていただろう。本人たちは頭からサッパリ抜け落ちているという関心の薄さ。カレンダーで今月の予定を確認したり、仕事でその日付を入力することがあっても、結婚記念日と結びつかない。ちなみに、リビングのカレンダーの該当日には「給食開始」という極めて実務的な予定のみが記入されている。

昨年も書いたが、結婚記念日(うちの場合は結婚式当日ではなく入籍日をこう呼ぶ)の日付に特にこだわりは無く、「直近で年休を取って区役所に行きやすい日」というただそれだけの条件で決定された。祝日や季節の行事ともかぶっておらず、ともするとそのまま通り過ぎがちである。

 

娘の方が、誕生日や結婚記念日など家族の目出度いイベントを覚えていていてくれる。自分も昔はそうだったはずだが、いつしかなかなか思い出せなくなった。そして新しく覚えられなくなった。

自分の祝い事ともなれば、華々しく祝ってもらいたい願望など今更無く、むしろゆっくり過ごしたいのも相まって、普段の忙しさを言い訳にのらりくらりしている。

しかし、イベントにかこつけて美味しいものを食べ、楽しく過ごしたいという想いは皆一致。夫は昨日から鹿ローストを仕込んでいる。我が家の祝い事の定番メニュー。娘と私はいつものお店へケーキを買いに行った。暑さで溶け出さないように、素早く帰宅。我が家にはこの時期に誕生日のメンバーがいないので、ケーキを食べる機会ができたのは良かったと思う。

プレゼントとかは特にないが、普段からお互い自分の欲しいものは自分の裁量内で購入し、休みのときは行きたいところへ行っているので、これといって欲しいものも行きたいところも思い浮かばない。

家でゆっくり、美味しいごはんとケーキでお祝いできるだけで、身にあり余る幸せだと思う。