あかねの日記

惰性で続けるブログ

美味しいものと祝い事

いきなり初夏の陽気。日差しが強く眩しい。

午前四時半起床。昨夜は年度末を迎えて気が抜けたせいか、比較的速やかに眠りにつけた。その分早く目が覚めてしまったが、解放感あふれる休日が嬉しすぎるというのも無関係ではない。

夜明け前、成城石井の「4種ドライフルーツのクリームチーズ」をバゲットにたっぷり塗って食べた。「話題の商品」と謳われ、間違いなく美味しい雰囲気を醸し出していたため、昨日の帰り道に寄った店舗で購入したものだ。結果、予想に違わぬ美味しさだった。濃厚なチーズの中に、ドライフルーツがざくざく入っている。控えめに言っても最高。付け合わせはスープとチキンサラダ。

時間はたっぷりあるので、優雅に洗濯物を干し、キッチンを磨く。だんだんと日が昇ってくる。暖房なしでも問題ない暖かさ。夏になるときも冬になるときも、エアコンの要不要で季節が切り替わったことを感じる。

そのうち夫と娘が起きてくる。掃除機を掛けたり、シーツ類を洗濯したりする。夫は自主的にエアコンの掃除をしていた。窓を開けると風が入っていい感じだったけど、今日は黄砂がひどいらしいので間を置かずに閉めた。

 

今日は娘の誕生日パーティー。誕生日当日が平日に当たる場合、誰かが欠ける可能性があり、また準備の時間も取れないため、三月最後の土曜に固定されている。これに限らず、お祝い事や季節の行事は直近の週末に移動することがほとんどだけど。

それとは別に、今日は娘のピアノ試験があったので(出来や結果は不明)、その労いも兼ねて。試験の帰り道、いつものケーキショップに寄って、いつものごとく一人当たり二個のカットケーキを購入。私は桜モンブランと抹茶チーズケーキにした。今日と明日の楽しみ。

夫は昨日の夜から仕込みをしており、今は絶賛料理中。いつもの鹿ローストに加え、カプレーゼ、フライドポテト、玉ねぎスープ、ガーリックトーストあたりが出てきそうな気配。

 

午後は『文芸あねもね』を読んでいた。山内マリコさんのエッセイで紹介されていて、超好みな執筆陣なのに全然知らんかった...と思いながら古本を注文。山内マリコと柚木麻子の作品は、各々の短編集か何かで読んだことあるやつだった。でもそんなの全然気にならないくらい買ってよかったと思う。いずれの主人公も自分を持て余している様が描写されていて、最後はどういうところに行きつくのか気になりながら読んだ。