年末年始は私の実家へ、夫・娘とともに帰省した。
結果として、もう二度と行くものかと決心して、本日帰宅した。
原因は私の父親である。
私からするとただの人格破綻者であり、パーソナリティ障害であり、アダルトチルドレンである。
私は子どもの頃から散々頭にくる経験をしてきた。こんな家、さっさと出て行きたくて頑張った。思いつくまま列挙する。
- 気分次第で怒鳴り散らす。筋の通らない、言いがかりでこちらを悪者にする。最終的には「大人の言うことを聞け」「喧嘩両成敗」などと、悪くなくても悪者にされる。ま、子どもの争いなんて面倒くさいんだろう。子どもの話はまともに聞く気ないんだろう。
- 他人が楽しくしているのが気に入らない。テレビの音が聞こえないと、「うるさい」「止めろ」等と邪魔してくる。旅行に行こうとするとイチャモンを付けてくる。それぞれ楽しんでいるので、あなたは一人で好きなことしてればいい。
- 人が嫌がる言動をふざけてしてくる。相手が傷つくことを考えない。ぽっちゃりしてるとか、太ったとか。本人は面白いと思っているらしいが、全くもって不快でしかない。
- 大袈裟に盛った話をでかい声でわめく。面白いと思っているらしい。しかも、これまで何度も聞いた話。つまらない。人の話は聞かずで、自分の話ばかりしてくる。
- 自慢に家族を利用する。子供の結婚や孫について。言われた方もさぞ反応に困ってることだろう。あなたがすごいわけじゃないから、という内容が99%。
- 自分の価値観を押しつけてくる。進学、就職、転職、結婚。相手の話は聞かない。こちとら色々悩み考えている。もし相談するとしてもあなたじゃない。
親に対しては、多かれ少なかれ悩む方は多いと思う。この人は一生変わらないと諦め、聞き流せればよいのだろう。しかし今の私は、年末までの仕事で心身ともに限界、それでも年末くらいはと帰省したが、無理が祟って大晦日の夜にぶっ倒れてしまった。そのまま元旦も伏せって過ごした。
父親と同じ空間で過ごしたくなかった。大袈裟にわめき散らしてるのを聞きたくなかった。余計なお世話ばかり捲し立てられるのは勘弁ならなかった。私が何に苦しんでいるか、この人には永遠に理解できないだろう。実家といえど、古い寒い使いづらい、私にとってストレスフルな環境で、心安まらず、すっかり潰れてしまった。
救いだったのは、母、妹、そして夫の存在である。
つらい気持ちを聞いてくれた。同じように苦しかった経験を話してくれた。何があっても私の見方でいてくれた。私が伏せっている間、娘の面倒も見てくれていた。感謝しかない。
娘の出産後も同じように落ちたことがあったのだが、その時の3人の心遣いとサポートには本当に助けられた。苦しい日々だったが、それが無ければ今の私は存在しない。
重い体を引きずるようにして混み合った飛行機に乗り、先ほど帰宅し、ご飯も食べて、やっと一息ついている。もはや自分の家が一番安心で過ごしやすい。ゆっくり休みたい。
母と妹とは、これからも持ちつ持たれつしていくだろう。こちらに遊びに来てもらうとか、一緒に旅行したりとか、楽しみな計画もある。しかし父親がいる限り、私は実家に帰るつもりはない。自分の時間とお金と精神を、そんなところに費やしたくはない。
最近は限界を感じながらも無理をしてきたが、そのツケが一気に回ってきた。健康でないと本当に何もできない。信頼する人に迷惑を欠けるのも心苦しいばかりである。
断ち切るべきものは、思い切って断ち切ることにする。