あかねの日記

惰性で続けるブログ

寝正月だった

年末に帰省中の実家で寝込んでしまい、昨日何とか帰宅してからも、文字通り寝てばかりの正月を過ごしている。

ご飯を食べたりお風呂に入ったりと最低限のことはしているが、それ以外は布団でごろごろである。幸い夫は家事が苦にならない人であり、小学生の娘も大抵のことは自分でできるので、大いに助かっている。

 

最近は本を読む気力さえ完全に失っていたが、Kindle Unlimited で読もうと思ってダウンロードしていたけど読んでいなかった本を、まあ読んでみようかなとも思えるようになった。

アルテイシアさんの「40歳を過ぎたら生きるのがラクになった アルテイシアの熟女入門」。

まさに自分はこれではダメだと頑張りすぎて、燃え尽き倒れた状態である。無理しない、自分を大事にする、「これでいいのだ」というJJ(熟女)メンタルに大いに励まされた。何より、沈んだ気持ちのところにとても楽しんで読めた。私がJJに至るにはまだまだこれからだろう。

男性多数の大企業で働いていると、自分がダメなんじゃないか、努力が足りないんじゃないか、とどうしても精神がゴリゴリ削られていく。おかしなことに気付いていない、もしくは感づいていてもこんなものだと諦めている部分がある。わざわざ言い出したしたくない気持ちもある。しかし無理しても続くものではない。

 

気持ちが不安定でどうしようもないとき、妹との電話に救われている。私たちは二人とも、父親の影響で自己肯定感が低く、他人の価値観に左右されやすいことを、この年になるとさすがに自覚している。妹は「嫌々続けていたけど、怪我をしてやはり限界だったんだと後から気付いた」経験をいくつか話してくれた。すぐに良くなるわけでも無し、今はしっかり充電しようと思えるようになっている。