あかねの日記

惰性で続けるブログ

旅の計画

先週末、久々に妹から電話があった。

私がお正月に調子を崩してからちょうど半年経つので、どうしているかと気になったらしい。何度か会ったり電話したりしているのに、こういう気遣いができるところが妹はすごい。自分には圧倒的に欠けている部分だ。

電話しているうちに、二人で旅行する話が具体化してきた。前々から、お正月やGWの前後にどこかへ行こうと話していたのだけれど、他の予定があったり時期がせまったりしてなあなあになっていた。

旅の方針は一致している。宿にこもってゆっくり過ごしたい。計画に通りに進むか心配だったり、予定通りいかずイライラしたり、アクティビティを詰め込みすぎて疲弊したり、そういう旅とはオサラバだ。

多少のトラブルが発生しても、「まあしょうがないよね」と心のゆとりを保ちながら、のんびり楽しめる旅にしたい。

 

候補日はスムーズに決まった。大型連休の合間で、宿代がリーズナブルで、人出も落ち着いている期間。

行きたい場所は特に出てこなかった。でも二人ともアクセスしやすい場所がいい。候補地がいくつか挙がったので、各自で宿を調べて報告し合うことにした。今週は何度かやりとりして、プランが固まりつつある。

食事は豪華でなくてもいいので(というか多すぎると残してしまう可能性が高いので)、質素に済ませられるプランにする予定。

観光は「近くに何かあるなら行ってもいい」くらいの感心の低さ。いかに宿でくつろげるかが重要だ。

おいしくごはんを食べ、適当に温泉に入り、持参した本を読み、気分転換に散歩に行って、何かに急かされることなく過ごしたい。

二人でたくさん話してもいいし、それぞれやりたいことをやってもいい。遠慮して意見を言わないということはお互いなさそうなので、そのあたりは気が楽である。

 

若い時ほどいろんな場所に行きたい熱はなく、最近は疲れやすいしお金もかかるので、わざわざ旅行しなくてもいいかというのが基本姿勢だ。旅行で気分転換したい!という気持ちもほぼ無い。

それでも旅行しようとなるのは、あれこれ計画を立てて、妹と一緒に過ごすのを楽しみにしているからだ。何かマイルストンがあると、そこに向けて頑張ろうと思えるようにもなる。

やりたいことから逆算して、宿泊地とプランを調べ、移動手段と乗換時刻を組み立てていくのは、とても好きな作業だ。