あかねの日記

惰性で続けるブログ

抗うつ剤との付き合い

初めてのうつのときも、抗うつ剤を服用していた。服用するまでは抵抗があった。母乳で子供を育てていて止めたくなかったし(今思えば無用のこだわりだった)、薬に依存してしまうことが怖かった。

そんなとき夫の伯父が、自身もうつにかかり、抗うつ剤を使っていた経験を話してくれた。明るくしっかりした方で、言われなければうつを患っていたとは思いもしない。

仕事や家庭での責任が増えて、気分が落ち込んでいたこと。知人のお医者さんに相談し、服用を始めたこと。おかしくなっている脳内のバランスを、まずは薬で整えること。最近の薬なら副作用が少なく、調子が安定したら徐々に薬を減らしていけること。今は無くても大丈夫なこと。

私の状態を義母から聞いて、自分の話が参考になるのではとわざわざ会いに来てくれた。伯父から話を聞かなければ、決断できなかった。

抗うつ剤の効果が出始めるには、1〜2週間かかる。服用を始めた直後は体がだるい感じがあったが、それは徐々に減っていった。母乳からミルクに切り替えたことで体の栄養失調状態が改善され、抗うつ剤のおかげで心の調子も回復に向かいだした。その後は様子を見ながら徐々に量を減らし、結局3年ほど薬のお世話になった。

 

今回もあの時と同じやばい感じがあり、もっとひどくなる前に速やかに服用を決められたのは良かったと思う。(そもそも倒れるまで頑張るなという話だが。)飲み始めて二日目、軽い風邪のような体のだるさが出てきた。もうちょっと休まないと心身ともに上向かない感触なので、焦らずとにかく休みたい。食欲も戻ってきて、頂き物の御菓子を美味しく頂いている。改めて自分のやつれ具合を見て、年末までの疲れが異常だったと驚いている。

 

先日 Kindle Unlimitedで読んだアルテイシアさんの本だが、他の著書をいくつか購入して読んでいる。応援したいときはお金を払って読みたくなる。