あかねの日記

惰性で続けるブログ

家族が尊いと思うとき

朝は曇り空だったけど、午後に向かって晴れてきた。気分も上向いてきて、天気の影響は大きいと思った。

 

ゴールデンウィークに浜辺へ出かけたとき、夫は盛大に日焼けをしてしまい、今は肩や背中のあたりから脱皮している。始めは痛かったけど、最近は痒いらしい。娘と二人で薬局で買ったバームを塗ってあげている。

夫は日焼けすると肌が真っ赤になるにも関わらず、今まで日焼け止めの効果を疑ってかかっており、今回も調子に乗って何の対策もせず日光浴をしていたらしいが、これに懲りて今度から使うことにしたようだ。なぜそんなにも日焼け止めを使おうとしなかったのか、意味が分からない。

 

毎年、商店街で配っている母の日のメッセージカード&お手伝い券を、娘がプレゼントしてくれた。(ちなみに、父の日はそういうのは配ってない。作ってあげて...)「どれを使う?」と聞かれても、そのタイミングで頼みたいことがなかったりする。使い時を見つけて、マッサージとかお皿拭きをお願いしている。先日もらったカーネーションは、きれいに咲いた。

 

母から、姪っ子&甥っ子の写真と動画が送られてきた。二人とも大きくなっておる。隙間時間に、かわいい~かわいい~めっちゃかわいい~と言いながら動画を見ている。実家に帰るのは面倒だけど、姪っ子&甥っ子には会いたい。チヤホヤし倒したい。それにしても、自分の実家だったところが、今は姪っ子&甥っ子の家になっているというのは不思議な気持ちである。二人から見れば、私は余所のおばちゃんなんだろうなあ。

母は「孫か生きがいなの」と言いながら毎日元気に暮らし、父は孫三人と取った写真をスマホの待ち受けにしているらしい。分かりやすい孫ブームである。初めて「うちの親も歳をとったな」と思ったのは、もう十年以上前に「お父さんと一緒に『チャングムの誓い』を欠かさず見ているの」と母から聞かされたときだった。

母は、私の夫のことも、弟の奥さんのことも大好きで、二人のためにいろいろしてあげたいらしい。「こんな素晴らしい人がうちの子と結婚してくれるなんて...」というのには完全に同意するしかない。昔からどこか抜けた母であるが、そんなふうに思えるところは本当にすごいと思う。

夫も可愛がられ上手なので、「ここはあなたの実家か?」というくらい我が実家に馴染んでいる。夫と娘の二人で私実家へ帰省するくらいだし、実家には夫のパジャマだの何だのが常備されている。

 

妹と出雲を旅していたとき、神社で御朱印を書いてくれたご婦人や、食事処で隣の席になったご婦人方が、「妹さんと旅行なんていいわね!やっぱり年をとってから頼りになるのは妹よ!」と話しかけてくれた。「本当にそうですよね」と同意してまわった。

椅子にもなるカートを支えに神社を参拝されている二人組のご婦人を見て、「私たちも歳をとってからもあんな風に一緒に旅行しようね!」と妹が言ってくれて、私の妹が私の妹でいてくれて本当によかったと思った。