マインドフルネスな状態がよく分からなかった。瞑想を試してみたものの、できている感じがない。
瞑想しよう、呼吸に集中しよう、思考の流れに身を任せよう、さっき読んだ本は面白かった、感想まとめよう、散歩のついでにコンビニでコピー取ろう、娘の図工の材料も買わねば、と雑念だらけだ。忘れないよう今すぐメモしたくなる。
そこで、どんなときに比較的リラックス状態が続いているのかを振り返った。
朝の家事を終えて、コーヒーを飲みながらほっと一息ついているとき。散歩から帰ってきて、はー疲れたと寝転んでいるとき。やれやれ今日も終わったと布団に入るとき。マッサージに行ってうとうとしているとき。何か思い浮かんでも、「今はまあいっか」と後回しにできる。
一息つく感じで脱力するだけでよいのではないか?ちょっと疲れたから休むくらいの気持ちでよいのではないか?と思って小さく試している。
今回のうつ病の急性期に、力を抜いて深呼吸していたことがあった。
頭に不安が渦湧いて体はヨロヨロ、眠たくもないし横になって息するしかない、それ以外にできることはない、とにかく不安を誤魔化したい、という will can must がそろった状況だった。
あれはそこそこ瞑想できていたのではないか?と今になって思い返している。マインドフルネスな状態ではなかったけれど。
本棚に眠っていたのを発掘。いつの間にか Kindle Unlimited でも読めるようになっていた。