あかねの日記

惰性で続けるブログ

父の日のプレゼント

夫は午前中に用事があると言うので、娘のピアノ教室へ二年ぶりに同行した。

娘と相談しながら買いたい物がいくつかあったので、ついでに見て回る分には丁度いい。

ピアノ教室はつつがなく終わり、近くのショッピングセンターへ向かう。まずは父の日のプレゼント選び。事前に目星を付けていた、首に掛ける扇風機と、水で濡らすと冷たくなるタオルに決めた。娘にも首に掛けるタイプの冷却剤を購入。

実用的な真夏のアイテムばかりになった。今日のように30度を少し超えただけでも、外を歩けば暑さがこたえる。今以上に気温が上がることを考えると、冷却アイテムの一つでもないと死活問題にかかわる。夫は暑がりだし、良い選択に思えるけど、どうだろう。

 

その後は書店で図鑑を物色。娘の希望であった『昆虫図鑑』(虫を怖がるので興味がないと思っていた)、そして私が欲しくなった『恐竜図鑑』を購入した。

圧倒的な情報量、豊富な絵写真、解りやすい図表と構成、長年の雑な扱いにも耐えうる装丁。これで2,000円とはお得と言わざるをえない。凝ったデザインで高額な割に密度の薄い本も多いなか(それが悪いわけではない)、図鑑の太っ腹ぶりがいっそう際立つ。

見ていると本当に面白くて、これまでに多くの子どもたちが図鑑を通して沼にハマる体験をしてきたであろうことに納得した。自分が子どものときは弟が持っていた昆虫図鑑にも恐竜図鑑にも興味がなかったが(虫こわい)、今更になって宇宙の壮大さと人類の飽くなき探求心に心を打たれている。

その他のジャンルでは、『花』『野菜と果物』が私のお気に入りである。子供用に買ったはずなのに、親の方が夢中になるアレだ。裏表紙見返しの体系図や分類表に大変興味をそそられる。

 

暑い中を歩き回って体力を消耗したので(図鑑も重かった)、午後は家で横になって休んでいる。

帰ってきた夫に、父の日のプレゼントである『首掛けファン+冷やしタオル+娘の工作物&手紙』をまとめて渡したところ、「こんなにたくさんもらえるなんて何か裏があるのでは…?」と疑われた。そんなことせんがな。

ちなみに、夫も昆虫図鑑と恐竜図鑑に心を奪われているようだ。好きな恐竜を発表し合うのが楽しい。