あかねの日記

惰性で続けるブログ

旅行 with 妹

今日から妹との旅行。お宿でのんびり過ごしている。

計画段階で、温泉にゆっくり浸かってだらだらしたいとの方向性であっさり一致。精力的に観光地巡りをしたい要求は無いし、人が多いところをわざわざ出歩きたくもない。だって疲れるんだもの。二十代の頃は二人で寺社仏閣を歩き回ったりもしたけれど、もうあの頃とは違うのよ。

予算は宿に全振りして、露天風呂付きの部屋を予約した。一泊二日だと半分は移動時間でつぶれることになるので、二泊三日に決定。土日祝日を含む連休は混むだろうし、宿泊料金も高くなるので、有給をくっつけてそのあたりは避けた。

 

何をしようかと事前に妹と相談。まずは読書。お互いにオススメ本を持っていくことにした。私は「夫が妹に勧めたいマンガ」をいくつか持ち出した。自分用には京極夏彦。

のんびりタイムのお供として、コーヒーと紅茶を持ち寄ろうとなった。私は毎日飲んでいるハーブティーを選択。ふるさと納税で届いたROYCEのお菓子も、小分けにして鞄に詰める。

蒸気でアイマスク「めぐりズム」もポーチに入れた。リラックスアイテムで荷物が膨らんでいく。妹からも「ごろごろできる服とかを詰めたら荷物が増えた」とメッセージが来た。

 

いつもなら旅に出るときのコスメは最小限に絞る。実家に帰るときなど、基礎化粧品は母か妹が貸してくれるし、常にノーメイクでも何ら問題ないので、持っていくとしても日焼け止めとアイブロウライナーくらい。あんな田舎でめかし込んで一体どこへ行くというのやら。車でスーパーに行くときはマスクをしておけば大丈夫だと思っている。やる気のなさを隠す気にもならない。

しかし、今回は愛用品をコスメポーチに詰めた。出社日(週一)の化粧でさえも面倒でたまらないというのに、妹と情報交換するとなると途端にやる気が出てくる。コスメポーチは、今回新しく買ったAfternoon Teaのセール品。他のお店でもいくつか見比べてこれに決めた。

コロナで何ヶ月も出社しなくなったときに古いポーチを処分したので、手持ちのものが無かったのだ。持ち歩くとしても、数点を鞄のポケットに適当に放り込んでおけば何とかなった。しかし最近は外出の機会が増え、ポーチがある方が持ち運びやすいだろうと思いこの機会に買うことにした。新しい旅行グッズがあると準備が楽しい。

 

荷造りの終わった鞄は、私にとっては米俵のような重さになった。荷物が多いというのもあるけれど、自分の体力も明らかに落ちている。若いときは重い鞄を持ってひょいひょいと歩き回っていたというのに。

旅でトラブルに見舞われないかちょっと不安になりながらも、そんな時こそしっかり体を動かして暗い気分を追いやろうと、駅までせっせと歩いた。しばらく電車に乗り、途中の駅で妹と合流。

朝の天気は薄曇りで若干蒸し暑かったが、日差しは強くないので暑さにやられることはなさそうだった。しかし天気予報の通り、電車での移動中に雨が降り始めた。出歩く予定は特に無いので、多少の悪天候なら支障はない。

 

宿の最寄り駅に到着し、すぐ近くのお店でお昼を食べる。腹ごなしに駅周辺をぶらつき、カフェで休憩。その後はバスに乗って温泉宿に到着。幸いにもバス移動の前後は雨が止んでいた。

部屋に入って、まずは荷物を解く。何を持ってきたのかあれこれ見せ合いながらセッティング。もともと居心地のよい部屋だったのが、さらにくつろげる空間になった。

窓の外は緑が広がり、雨がしとしと降る音が聞こえる。気温も涼しくてちょうどいい。妹と話しているうちにだいぶ時間が過ぎていた。これから温泉に入って、ご飯を食べて、だらだらします。