あかねの日記

惰性で続けるブログ

寂しいと言ってくれる人

先週、私が旅に出る前の娘。

お母さん旅行いっちゃうの?

いつから行くの?

いつ帰ってくるの?

学校に行っている間に行くの?

いいな〜、一緒に行きたい

お母さんがいないと寂しい

気を付けて行ってきてね、

と大変残念そうな様子だった。

 

帰った後は、

おかえり〜〜〜

お母さんがいなくて寂しかった

でも帰ってきたから大丈夫だよ

どこ言ってたの?

何してたの?

おみやげうれしい、

と熱烈に出迎えてくれた。

 

自分が子どもだったころ、親が留守で寂しいなどと思った記憶は無い。母がいないときは「出掛けてるんだな」くらいの心持ちだったけど、父がいないときは心底清々した。だって、うるさいしめんどくさいんだもん。物心が付いたときから「こいつにはできるだけ家にいてほしくない」と思っていた。

なので娘の様子を見ていて、「そんなに寂しいもんなの?」と思う自分がいる。そこらへんの感覚がよく分からない。親なんてそんな大したものじゃないぞ。娘を置いて旅行に行っても罪悪感が無いことに罪悪感を抱いているのかもしれない。

今のうちだけだとしても、お母さんがいないと寂しい言ってもらえるのは単純に嬉しい。娘が素直に感情表現していると、自分とは真逆すぎて感心する。(これは夫の影響もあると思う。)大した意味なく言っているだけかもしれないけど。

しかし、娘のことは大切だが、言ってくれる相手が居ないなら居ないで別に構わないんだろうなと思う自分もいる。それもまた罪悪感でないことが少し後ろめたい。