あかねの日記

惰性で続けるブログ

ざわめく季節

雨で薄暗い一日。家で仕事だった。

今日も夕方に買い出しへ。手間を減らすには何日分かまとめ買いしておけばよいのだろうけど、外に出る機会になるので毎日少しずつ買う方を選んでいる。冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードには何だかんだと買うものがメモされてゆくし、一度に買って回るよりも細目に買う方がやりやすいというのもある。夫が不在なので買い出しに行かねばならず、自分の時間に余裕があるとき限定だけど。

しっかりと雨が降っていたので、道路は大きな水溜まりだらけだった。寒いと言えば寒い日だったけど、じめっとした湿気の高さも感じられて、雨の恵みのあとは植物が芽生えてきそうな気配がした。コートも足元も濡れてしまったが、雨の中を歩くのは気分転換になった。

 

人事異動や組織編制の発表される時期はいつも一瞬ざわっとするが、人それぞれ違うことをやってきたわけだし、できることもやりたいことも違うし、自分が他人と同じようになりたいかというとそれも違うし、むやみやたらと比べる必要はないのだと思い返したら、だんだんと気が楽になった。

無茶な働き方は続かないと休職で思い知ったはずなのに、時間が経つと贅沢な悩みを持つようになるものである。しかし、悪い方向の考え方をしていると気付き、気を持ち直せるようになったのは、ずいぶんと良くなった点だと思う。怪我の功名で少しは学習しているようだ。

若い頃は自分の技術向上にしか興味が無かったが、そのうち立場上いろいろ回していく必要も出てきて、特に最近はこれだと思った何かに打ち込むよりも、これからどういう方向に進んでいくのか絶賛模索中である。これが中年の危機か。